看護師特定行為研修センター

特定行為研修とは

「特定行為」とは診療の補助であって、看護師が行う医療行為のうち、手順書により行う場合には、実践的な理解力、思考力および判断力、高度かつ専門的な知識・技能が特に必要とされるものとして定められた38 の行為です。その手順書により特定行為を行う看護師に対し、「特定行為研修」の受講が義務づけられました。
研修は、全てに共通して学ぶ「共通科目」と、特定行為区分ごとに学ぶ「区分別科目」に分かれています。研修は、指定研修機関での講義・演習・実習によって行われ、当院では講義と演習に「e-ラーニング」を導入しています。

当院の研修理念

国立病院機構南九州病院 特定行為研修(以下、「本研修」という。)は、チーム医療の要である看護師が、医療機関や在宅において患者や利用者の状態・状況を自律的に判断し、特定行為の実施も含めた適切な医療を提供することにより、これからの時代に望まれる医療の実現に向けて役割が果たせることを目指します。なかでも、特定行為の実施にあたっては、研修後も自己研鑽を重ね、より安全で質の高い看護の提供を探求する姿勢を養うことを重視します。また、本研修は地域医療構想の実現、地域包括ケアシステムの構築に貢献できる看護師の育成を、地域の医療機関とともに連携・協働して行っていくものとし、地域における医療人の育成に貢献していきます。

当院で受講可能な特定行為区分

呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連:気管カニューレ交換

当院の研修内容

当院の研修内容

令和5年度特定行為研修概要

  • 研修期間
    共通科目 :5月~9月
    区分別科目:10月~12月
  • 受講人数 4名

令和6年度特定行為研修受講生募集について

※令和6年度は履修免除コースのみ募集します。

  • 募集期間 2023年12月1日(金)~2023年12月22日(金)(消印有効)
  • 研修期間 2024年5月13日(月)~2024年12月20日(金)
  • 試験日 2024年1月26日(金)(予定)

※履修免除コースとは、当院の研修の学習内容に相当する研修内容を既に履修している場合、共通科目に限り履修免除となるコースです。
※募集要項等の請求については下記問い合わせ先までご連絡ください。

特定行為研修についてのお問い合わせ先

独立行政法人国立病院機構南九州病院
特定行為研修 研修担当者 田中 純子
電話:0995-62-2121
E-mail:625-tokuteikoui★mail.hosp.go.jp
※「★」を「@」に置き換えてください。