病棟の紹介

病棟の紹介

1病棟 50床

モットー

「入院から退院、在宅移行まで愛と知恵をもって看護します」

病棟紹介

1病棟は病床数50床で呼吸器内科、呼吸器外科、循環器内科の診療科の検査、治療に対する看護をしています。
主に肺癌の手術療法・化学療法・放射線療法の治療を行っており、患者のライフスタイルに合わせ治療と仕事、生活を両立できるように、R2年6月より化学療法の日帰り入院治療も導入しています。
病棟では、3つの診療科の看護の充実を目指しており院内外研修に参加し専門的知識習得と看護実践を目指しています。
また入退院支援の体制を強化しており、入院時より在宅支援について多職種カンファレンスや退院前訪問を行い患者家族が安心して在宅への移行など療養の場の選択をしていけるよう支援しています。

多職種カンファレンス

    多職種で入退院支援カンファレンスとリハビリカンファレンスを行っています。

  • 多職種カンファレンス01
  • 多職種カンファレンス02
呼吸器外科カンファレンス

    多職種にて手術患者の術前術後の情報共有、退院支援について話し合いをしています。

  • 多職種カンファレンス03
日帰り化学療法

    医師、薬剤師と連携し安心安全に治療が受けられるように治療環境を整えています。

  • 多職種カンファレンス04

3病棟 50床

モットー

「笑顔と優しさをモットーに」

病棟紹介

3病棟は小児科、脳神経内科、呼吸器内科、消化器内科の混合病棟です。新生児から老年期まで幅広い年齢層の患者さんがいらっしゃいます。
小児科では、肺炎や感染症などの治療を行う急性期入院や、全国でも数少ない母子入院を行っています。母子入院とは、成長発達に継続的な支援が必要な患者さんとそのご両親に対し、ボイタ法の習得を目的としたリハビリテーションの介入を行い、栄養士の食事指導や摂食嚥下評価など、専門チームが多角的に関わり、ご家庭に帰られてからも継続して成長発達への援助ができるようにあらゆる面からサポートしていくことが目的の一つです。また、ご家族間のコミュニケーションを通して、医療的ケアを行っていく中での気持ちのサポートにつなげていくことができるのも母子入院の大きなメリットとなっています。
また、1年に2回、整形外科の診療やご家族向けの講演会、母親への余暇活動(アロママッサージ等)を取り入れたムーミンクリニックを開催しています。
脳神経内科では、パーキンソン病、脊髄小脳変性症などの内服、リハビリ治療、自宅での生活様式の見直しを目的とした退院支援を実施しています。呼吸器内科では、がん患者さん、肺炎の患者さんへ放射線治療や点滴による治療、消化器内科では、消化管(食道・胃・小腸・大腸)の患者さんの検査として消化管内視鏡検査を実施し、癌の早期発見や化学療法を受ける患者さんなどの入院の受け入れを行っています。
各診療科に合わせた治療、検査を行い、よりよい入院生活を送れるよう多職種で連携を行い、患者さんお1人おひとりに安全で適切な医療と思いやり、寄り添う看護を提供致します。

  • 3病棟病棟紹介01
  • 3病棟病棟紹介02

4病棟 50床

モットー

「患者さんの心に寄り添い、ゆとりある心で笑顔を忘れずに」

病棟紹介

4病棟は脳神経内科病棟であり、筋萎縮性側索硬化症(ALS),パーキンソン病をはじめ様々な神経難病の患者さんが入院されています。一般病棟に比べ、入院期間が長期となる患者さんも多く、検査・治療を受けながら、同時にリハビリによる機能訓練を行い、療養生活を送られています。療養生活の中で、レクリエーション活動を通じ、患者さんの気分転換を図りながら、少しでも入院生活が楽しく、安心して過ごせるように関わっています。
神経内科合同カンファレンスを開催し、ひとりひとりの患者さんの状態に応じた問題を看護師だけでなく、医師をはじめ薬剤師・リハビリ・栄養士・ソーシャルワーカーなど多職種で話し合い、自宅訪問などの退院調整や患者・家族が安心して過ごすための生活環境の調整、家族への技術指導などを行っています。また、在宅で療養生活を送っておられる患者さんやご家族を支援するためにレスパイト入院の受け入れを行っています。
私たちは病気の影響から思うように身体が動かせない患者さんとご家族の気持ちに寄り添い、「その人らしく」生活できるよう個別性を重視した看護を目指しています。

  • 4病棟病棟紹介01

    リハビリを兼ねてみんなと仲良く風船バレー

  • 4病棟病棟紹介02

    退院前自宅訪問の様子

5病棟 35床

モットー

患者さんと共に考え、共に歩む、寄り添う看護を提供します。

病棟紹介

5病棟は令和2年からモデル病床となり、結核病床最大10床、肺がん・肺炎・気管支炎・気胸などの呼吸器疾患や、インフルエンザなどの感染症を含む一般病床25床の計35床となりました。急性期から終末期まで幅広く医療・看護を提供しており、患者さんの様々な問題に対して、医師・看護師を中心に多職種で連携し、安全・安楽な入院生活が送れるよう努めています。
結核病床では入院期間が長期となるため、余暇活動として季節毎の行事をおこなっています。内服治療を中心に行われるため、内服期間が6~12ヶ月と長期になります。退院後の生活を見据え、患者さんが治療終了まで継続して内服ができるよう、地域の保健所と連携を図り、退院をされてもサポートしています。
一般病床では慢性呼吸器疾患の治療期から終末期まで、肺がんでは検査(気管支鏡検査)から治療(化学療法)までを実施しています。症状(呼吸困難や疼痛コントロール)に応じた検査や治療をスムーズに受けることができます。1日でも早く退院ができるように、患者さんに寄り添い支援しています。

  • 5病棟病棟紹介01
  • 5病棟病棟紹介02

筋ジストロフィー 6・7病棟 各40床 計80床

6病棟 モットー

「私たちは、患者さん一人ひとりの『やってみたい!』の実現に向けてサポートします」

7病棟 モットー

「患者さん一人ひとりとの関わりを大切に、寄り添い支え合いながら、笑顔いっぱいの病棟を目指します」

病棟紹介

6・7病棟は、筋ジストロフィーや筋萎縮性側索硬化症(ALS)などに代表される、脳・神経難病患者の長期療養型の病棟です。
入院されている患者さんは、病気の為に自分の思いがうまく伝えられないことがありますが、私たち病棟スタッフはその様な気持ちをくみ取ると共に、常に患者さんに寄り添う関わりを大事にしています。患者の言葉や想いをくみ取るために、多職種と連携し、意思伝達装置の導入や50音表を活用したコミュニケーション方法を取り入れるなどして患者さんに必要な医療・看護・介護介入を行っています。
レスパイト入院やショートステイの入院等の受け入れ体制も整っており在宅で療養されている患者様も活用されている病棟です。
また、患者さんの年齢層も広く患者さん同士の交流も大切にしており、散歩や映画鑑賞、音楽活動など患者さんが主体となりサークル活動も行っています。
患者さん1人1人が「その人らしく」生活できるようにこれからも支援していきます。

  • 筋ジストロフィー 6・7病棟紹介01

    夏祭り

    患者さん皆で楽しい時間を過ごしています

  • 筋ジストロフィー 6・7病棟紹介02

    スタッフもサンタに変身

    患者さんの笑顔が一番のプレゼントです!

  • 筋ジストロフィー 6・7病棟紹介03

    七夕

  • 筋ジストロフィー 6・7病棟紹介04

    短冊に想いを込めて

重症心身障害児(者)病棟 8・9・10病棟 各45床 計135床

8病棟 モットー

「患者さんの思いを大切に、楽しく生活を送れるよう多職種と協力し支援します。」

9病棟 モットー

「患者一人一人に個性を尊重した安全で適切な医療、療育を提供し、楽しい毎日を送ることができるようにします」

10病棟 モットー

「一人ひとりの個別性を尊重し安心して生活できる療育環境を提供します。」

病棟紹介

重症心身障害児(者)病棟では、医療的ケアが必要な患者さんのケアを行うだけではなく、患者さん一人ひとりの個性や機能を活かした生活ができるよう、多職種でチームを組み支援しています。児童相談員や保育士と一緒に、季節を感じる療育活動や、タッチングを取り入れた「ふれあい体操」を行い、成長・発達できる取り組みをおこなっています。
また、小学生・中学生・高校生は、隣接する加治木養護学校へ通学し、学校生活も楽しく過ごされています。(通学できない生徒さんは、病室への訪問による授業を行っていただいています。)
ショートステイでは、患者さんのご自宅での生活リズムを崩さないように調整しながら利用していただいています。
心と心のふれ合いを大切に、患者さんに手のぬくもりが伝わる看護に取り組んでいます。

  • 重症心身障害児(者)病棟 8・9・10病棟紹介01

    みんな大好き、シャボン玉!

  • 重症心身障害児(者)病棟 8・9・10病棟紹介02

    患者さんとのコミュニケーションをとりながら、
    丁寧に日常生活ケアを行っています。

  • 重症心身障害児(者)病棟 8・9・10病棟紹介03

    主治医とともに特定看護師による呼吸管理をおこない、
    安心・安全な療養環境を提供しています。

  • 重症心身障害児(者)病棟 8・9・10病棟紹介04

    療育活動で笑顔がこぼれます。

緩和病棟 25床

モットー

「あたたかく さりげなく あなたとともに」

病棟紹介

緩和ケア棟は、がん患者さんの苦痛な症状をできるだけ取り除き、最期までその人らしく生活を送ることができるように患者さんとご家族を支援する場所です。抗がん剤などの治療は、治療の効果がなくなった方には、体に負担をかけることになりますので行いませんが、がんに伴う体の苦痛に対する治療や心の負担を和らげるためのサポートは積極的に行います。患者さんの意思を守り尊ぶことを大切にし、医師・看護師だけでなく他職種と連携をとりチームで支援しています。また、大事なご家族とゆっくり過ごせるように全室個室になっており、緑や花も多く温かみのある環境になっています。
私達スタッフは、患者さんやご家族の思いを大切にケアしています。

  • 緩和病棟紹介01

    病棟を出るとすぐに桜島が見え、
    雄大な景色に心が癒されます。

  • 緩和病棟紹介02

    春には桜が咲き、車いすやベッドのままでも
    お花見に行けます。

  • 緩和病棟紹介03

    毎月、季節に応じた行事を行っています。
    患者さんや家族の癒しの時間になり、
    素敵な笑顔も見ることができました。

  • 緩和病棟紹介04

    季節の花を患者さんに届ける、
    野の花・苗ポストを設置しました。
    たくさんの方にご協力を頂きありがとうございます。