ご挨拶
ご挨拶
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院長 園田 至人
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独立行政法人 国立病院機構 南九州病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。令和7年4月に7代目病院長を拝命しました園田至人(そのだよしと) です。宜しく御願いします。
当院は、昭和46 年国立加治木療養所と国立帖佐療養所を統合し、国立療養所南九州病院として発足しました。平成12年には旧国立療養所霧島病院(現霧島市立医師会医療センター)と統合し、平成16 年4 月の独立行政法人化に伴い現在の名称となりました。
診療の特徴としましては、一般の医療機関では対応が困難である政策医療を推進しています。呼吸器疾患(肺がん、慢性呼吸不全、感染性肺疾患など) ・肺結核の専門医療、ALSやパーキンソン病等の神経難病、筋ジストロフィー、重症心身障害児・者の医療と療育、そして成育医療(脳性麻痺児の早期診断・ 早期治療など) がその柱です。
肺がん診療では、肺がんの診断(CT、 MRI、RI検査、病理診断など) から手術療法(胸鏡下手術など) 、薬物療法(化学療法・ 免疫療法・分子標的薬治療など) 、緩和ケア的治療、さらに令和5年には高精度放射線治療(IMRT)を開始いたしました。平成20年2 月、地域がん診療連携拠点病院の指定を受け、平成31年4月からは、地域がん診療病院としての指定を受けております。また、過去5年の間に循環器内科の外来・入院診療も可能となり、高血圧症や心不全等の診療開始、さらに消化器内科、糖尿病内科の診療、近年問題となっているフレイル外来も稼働し、多岐にわたり地域の皆様へ貢献できる医療機関となりました。
「病む人に学ぶ」の院是のもと、患者さんに寄り添い、安全で良質な医療が提供できるよう努めてまいります。今後とも当院の運営に際しまして、ご理解、ご協力をいただけまよう宜しく御願い致します。令和7年4月吉日