臨床検査科

診療内容・特色

臨床検査科は患者さんに質の高い検査成績を提供するために医師1名、臨床検査技師11名で業務を 行っています。検査科は大きく分けて3部門で構成されています。
病理診断部門では、さまざまな検査・手術で採取された組織や細胞を染色し、顕微鏡で病理・細胞診断を行っています。当院では手術中に切除組織の一部を凍結して行う術中迅速診断に注力しています。また、がんの遺伝子診断用標本を作製し、専門の検査・研究機関に提供し、がん治療に役立てています。
検体検査部門には、貧血や炎症などの有無・程度を調べる血液検査、肝機能やコレステロール、腫瘍マーカーなど血液中の成分を調べる生化学検査、肝炎ウイルスなどの免疫血清検査、結核菌など病原体を調べる細菌検査などがあります。
生理検査部門は検体検査とは異なり、直接患者さんに接して行います。主に心電図、肺機能、脳波、超音波(エコー)などがあります。

医師プロフィール

部長 脇本 讓二

専門分野
病理・細胞診断 病理解剖(剖検)

そのほか、専門ではありませんが、以下の活動を行っています。
自己血輸血 院内感染対策 医療安全
資格等
日本病理学会認定病理専門医
日本臨床細胞学会認定細胞診専門医・指導医
死体解剖資格