専門外来について
専門外来のご案内(患者さん向け)
独立行政法人国立病院機構南九州病院では、患者さんのより健やかな生活をサポートするため、特定の疾患や症状に特化した専門外来を開設しております。
専門医やスタッフがチームとなり、お一人おひとりに寄り添った診療を行っております。どうぞお気軽にご相談ください。
1.禁煙外来 木曜日 14時~15時 一人30分程度
「やめたいと思っているのに、どうしてもタバコがやめられない」。
それはご自身の意志が弱いからではなく、ニコチン依存症という病気が原因かもしれません。当院の禁煙外来では、医師のアドバイスと禁煙補助薬を使って、無理なく禁煙できるようサポートいたします。
喫煙による健康への影響
タバコは肺がんをはじめとする多くのがん、心筋梗塞や脳卒中などの循環器疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)など、様々な病気のリスクを高めます。また、ご家族や周囲の方への受動喫煙の影響も無視できません。
対象となる方
- 直ちに禁煙しようと考えている方
- ニコチン依存症のスクリーニングテストで一定の基準を満たす方
- 過去に禁煙治療を受けたことがない、または前回の治療から1年以上経過している方
禁煙治療の内容
標準的な禁煙治療は、12週間にわたり計5回の診療を行います。
- 呼気一酸化炭素濃度の測定:息に含まれるタバコの有害物質を測定します。
- 禁煙補助薬の処方:貼り薬(ニコチンパッチ)や飲み薬を使用して、イライラなどの離脱症状を和らげます。
- 生活指導・カウンセリング:禁煙を続けるためのコツや、生活上の注意点についてアドバイスします。
受診方法
完全予約制となっております。事前にお電話にてご予約ください。
※健康保険等が適用されます(要件を満たさない場合は自由診療となることがあります)。
2.睡眠時無呼吸外来 水曜日 9時~11時
睡眠中に呼吸が止まったり、浅くなったりすることで、質の高い睡眠がとれず、 日中の強い眠気や体調不良を引き起こす「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の専門外来です。良質な睡眠を取り戻し、健康な毎日を送りましょう。
こんな症状はありませんか?
- 大きないびきをかく
- 睡眠中に呼吸が止まっていると指摘された
- 日中、耐え難い眠気に襲われる
- 朝起きたときに頭痛がする、熟睡感がない
検査と治療内容
【検査】
まずは自宅でできる簡易検査を行います。より詳しい検査が必要な場合は、1泊入院していただき、睡眠中の脳波や呼吸状態を詳しく調べる「ポリソムノグラフィー検査(PSG 」を行います。
【治療】
症状の重さに応じて治療法を選択します。代表的な治療法は「CPAP(シーパップ)療法」です。鼻にマスクを装着し、空気を送り込んで気道を広げることで、無呼吸を防ぎます。その他、マウスピース(口腔内装置)による治療も行います。
受診方法
内科外来にて受付いたします。紹介状をお持ちの方はご持参ください。
3.小児アレルギー外来 月曜日 9:30~11:00
お子さんのアレルギー疾患は、成長や学校生活にも大きな影響を与えます。
当外来では、日本アレルギー学会専門医が、お子さんの症状やライフスタイルに合わせたきめ細やかな診療を行っています。
対象となる症状・疾患
- 気管支喘息:ゼーゼーする、咳が長引く、夜間や運動時に苦しくなる
- アトピー性皮膚炎:皮膚がかゆい、湿疹が治らない
- 食物アレルギー:特定の食べ物を食べて蕁麻疹が出た、口の中が痒くなる
- アレルギー性鼻炎・花粉症:鼻水、鼻づまり 、くしゃみが続く
診療内容
詳細な問診に加え、血液検査や皮膚テスト、呼吸機能検査などを行い、原因(アレルゲン)を特定します。治療は薬物療法だけでなく、スキンケア指導、生活環境の整備、 食物経口負荷試験(食物アレルギーの場合)など、総合的なアプローチで行います。ご家族への説明を大切にし、不安を解消しながら治療を進めます。
受診方法
小児科外来の予約枠にて対応いたします。母子手帳、お薬手帳、これまでの検査結果などがあればご持参ください。
4.乳幼児発達外来『めぶき外来』
『めぶき外来』では、お子さんの発達に関する相談窓口として、2つの外来があります。
(1)ことしょく外来(ことば・食事)
主に以下のような悩みが対象です
- 言葉が出てこない
- 発音がはっきりしない
- やりとり(コミュニケーション)が難しい
- ミルクや食事のばらつきがある
- 離乳食が進まない
- 偏食がある。
診療内容
子どもの状況に応じて、基礎疾患の検索を行い、臨床心理士、管理栄養士、言語聴覚士なども一緒に介入し、必要があれ ば数日から1謬間程度での入院での評価、食事指導や摂食訓練も行います。
(2)とことこ外来(運動発達)
主に以下のような悩みが対象です
- 発達はしているがすすみがゆっくり
- 四つ這い(はいはい)しない
- 立たない・歩かない
- 体が柔らかすぎる / 硬い
- 手足の動きが気になる
診療内容
子どもの状況に応じて、基礎疾患の検索を行います。必要に応じて発達評価の継続、また、臨床心理士、管理栄養士、理学療法士、作業療法士も一緒に介入して、1-2週間の集中リハビリテーション入院から歩行可能になるまで外来リハビリテーションにつなげて発達の支援を行うことも有ります。
受診方法
小児科外来の予約枠にて対応いたします。完全予約制となっておりますので、事前にお電話にてご予約ください。
5.抗アミロイドβ抗体薬治療外来
アルツハイマー型認知症の新しい治療薬「レカネマブ(商品名:レケンビ) 」による治療を行う専門外来です。このお薬は、病気の進行そのものを抑えることが期待されています。
アルツハイマー型認知症の新しい治療とは
アルツハイマー型認知症の原因物質の一つとされる脳内の「アミロイドβ」を除去することで、神経細胞の障害を防ぎ、認知機能の低下スピードを緩やかにする治療です。これまでの対症療法とは異なり、病気の原因に直接働きかける画期的な治療法です。
対象となる方
この治療は、以下の条件を満たす早期の患者さんが対象となります。
- アルツハイマー病による軽度認知障害(MCI)、または軽度の認知症の方
- 検査により、脳内にアミロイドβの蓄積が確認された方
- ご本人およびご家族(介護者)が治療内容や副作用について十分に理解し、定期的な通院が可能である方
治療内容
2週間に1回、約1時間かけて点滴を行います。 治療開始前や治療中は、 定期的にMRI検査を行い、 副作用(脳の浮腫や出血など) がないか慎重に確認します。 治療は長期にわたるため、医師、看護師、薬剤師などがチームでサポートします。
受診方法
【重要】完全予約・紹介制です
この外来を受診するには、かかりつけ医からの紹介状が必要です。まずはかかりつけの先生にご相談いただき、当院の地域連携・患者支援センターを通じてご予約ください。
受診の際は、必ずご家族や介護者の方の同伴をお願いいたします。
6.すこやか長寿サポート外来 木曜日13時~
フレイル外来
「最近、なんとなく元気がない」「外出がおっくうになった」と感じていませんか?
それは年のせいだけではなく 、「フレイル(虚弱)」という状態かもしれません。
フレイルとは、加齢に伴い筋力や心身の活力が低下した状態のことですが、適切な介入で健康な状態に戻ることができる時期でもあります。当外来では、いつまでも自分らしく元気に過ごすためのサポートを行います。
こんな症状やお悩みはありませんか?
- ペットボトルのキャップが開けにくくなった(握力の低下)
- 横断歩道を青信号のうちに渡りきれない(歩くのが遅くなった)
- 以前に比べて疲れやすくなった
- 半年で2〜3kg以上体重が減った
- 外出する機会が減り、家に閉じこもりがちだ
- ちょっとしたことで転びやすくなった
当院での治療内容
多職種チームであなたの元気をサポートします。医師だけでなく、理学療法士、管理栄養士、看護師などがチームを組み、 総合的にサポートします。
1. 身体機能の評価
筋肉量、握力、歩行速度などを測定し、お体の状態を詳しくチェックします。
2. 栄養状態のチェック
食事の内容や体重の変化を確認し、筋肉をつけるための食事アドバイスを行います。
3. 認知・心理機能の確認
物忘れや気分の落ち込みがないかを確認します。
4. あなただけのプラン作成
検査結果をもとに、ご自宅でできる運動や食事の工夫、お薬の調整など、一人ひとりに合った「元気を取り戻すプラン」 をご提案します。
受診方法・お問い合わせ
専門外来は、より詳しい検査や診療時間を確保するため、原則として予約制となっております。 かかりつけの先生からの紹介状をお持ちいただくと、診療がよりスムーズです。
ご予約‧ お問い合わせ
南九州病院
地域連携・患者支援センター
TEL: 0995-63-0843(直通)
受付時間: 平日 8:30 ~ 17:15
※「〇〇外来の予約をしたい」 とお伝えください。
※紹介状をお持ちでない場合、別途選定療養費がかかる場合がございます。


